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ラクシア銀座歯科クリニック
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みなさんこんにちは。いかがおすごしでしょうか。

今回も舌痛症について書いていきたいと思います。

前回は症状についてご説明しました。患者さんの訴えに似たような症状が多くありましたが、これらの訴えがあれば全て舌痛症ということでもありません。

 

まず、局所的な器質的疾患や全身性の疾患から生ずる二次性の舌痛は除外しなければなりません。

どういうことかといいますと、他の病気が原因で二次的に、舌やお口の粘膜に痛みが生じる場合があるということです。

口腔がん、カンジダ症や扁平苔癬などの口腔粘膜の病気、口腔乾燥症、歯の被せ物や歯牙の鋭縁が挙げられます。また、鉄や亜鉛の欠乏や、甲状腺疾患など全身疾患からお口の症状が出ることもまれにあります。

これらの多くはX線検査や血液検査、病理検査といった、「検査」により病気が確認できるものです。診断のベースとなる問診、視診、触診を丹念に行い、このような病気が疑わしい場合は、このような検査を追加して除外する必要があります。

 

中でも最も重要なのが癌の鑑別です。実際、長らく痛みが続くため、癌ではないかと心配になる患者さんも多いのですが、舌痛症と癌は全くの別物です。舌痛症の方が癌になりやすいというデータもありません。

以下の写真は東京医科歯科大学での症例ですが、舌痛症と間違われて受診された患者さんのものです。写真1のように、表面がただれて、でこぼこしている、病変の境界がはっきりしていない、周りが硬い、など特徴的な所見の場合はよいのですが、写真2のように一見すると傷のようなものと思い込んでしまうものあり細心の注意が必要です。

 

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院長は口腔外科での研修歴があり、細胞診までは行いますが、診断確定には生検による病理診断を行わなければならず、専門医の先生にお任せしなければなりません。ちなみに生検とは、麻酔をして針やメスで組織を採取することです。

 

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細胞診は、この写真にあるような歯間ブラシを使って、専用の容器を使用して検査に提出します。麻酔も必要なく、痛くもなんともありません。

ちょっと、怖い話になりましたが、本当に頻度は低いのであまり心配なさらないでください。舌痛症の疑いの患者さんの中で、癌が疑われる方ははっきりしたデータではなく経験的なものですが、1%に満たない印象です。確率が低いからこそ見落としは無いようにしっかり診察しなければいけません。当院では、舌痛症と診断された後でも、舌を含めてお口の中の診察はしつこく行うようにしています。

 

まだまだ舌痛症の解説は続きます。次回以降のお楽しみに。

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ラクシア銀座歯科クリニック

舌痛症、非定型歯痛、口腔異常感、咬合異常感、口臭症など、歯科心身症全般が専門です。

お口の痛み、違和感を、楽(ラク)に幸(シア)わせに。

お悩みの症状がありましたら是非ご相談ください。