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ラクシア銀座歯科クリニック
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みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

今回は、舌痛症シリーズのつづきで、治療法について触れていきます。

 

治療法としては、一般的に、消炎鎮痛薬、ステロイド軟膏、うがい薬、保湿剤、ホルモン補充療法などが試みられることもあるようですが、あまり効果はありません。あったとしても、多少いいかなという程度で効果がはっきりしません。もちろん、以前に触れました、他に舌に痛みを起こす病気がある場合は、このような治療も並行しておこないますが、舌痛症の本態には残念ながら効きません。

 

現在では舌痛症には、主に抗うつ薬が使用されています。約50年前から少量の抗うつ薬の有効性が知られています。これは、うつなどメンタルへの効果ではなく、慢性的な痛み(慢性疼痛)そのものに対する効果をねらったものです。

お口の症状に抗うつ薬などと聞くと、強い抵抗感を抱く方が少なくありません。ご存じない方も多いのですが、実は、抗うつ薬は、腰痛などの慢性疼痛や、片頭痛の予防薬としても、世界中で広く使われています。片頭痛への有効性から、脳の過敏さを和らげてくれる効果があるとも考えられています。舌痛症が神経痛の一種で脳の機能のバランスが崩れていると、原因についての回で説明しましたが、このような理論的なことからも、抗うつ薬の有効性が説明できます。

また、痛みの症状に使う場合は、本来のメンタルのご病気の方に使う量に比べ半分以下の極めて少量で効果が表れることが知られており、実際の効き方からもメンタルに対するものとは違う、別の作用があると考えられています。

 

服用を開始して、約7割の方が1カ月くらいで痛みが治まってきます。さらに、その後も3~6カ月程度は、痛みや不快感のぶり返しがないよう服用を続けます。副作用が出ないかなども注意しながら薬の種類や量を加減していきます。症状が落ち着けば、徐々に減量して止めていくことができます。

ただし、様々なお薬があり、各患者さんの病状に合わせながら使い分けていく必要があり、その選択には工夫や経験が必要です。単なる機械的な処方では効果が出ないことも多く、患者さんとの十分な信頼関係を基にしなければ、十分な薬効が引き出せないことも経験的に知られています。

我々の調査では、お薬を継続できれば7割の方は改善します。基本的にには治る可能性の高い病気ですので、ためらわずご相談されることをお勧めします。

 

当院では、抗うつ薬による治療をはじめ、その他、抗てんかん薬など幅広く使用します。でも、やっぱりちょっと抵抗がありますという方には、抗うつ薬などに比べると確率は低くなりますが、漢方もお出しします。冒頭に挙げた、軟膏うがい薬なども必要であれば併用していきます。そのあたりの選択も、個々の患者さんごとに完全オーダーメイドになります。

 

今回はこの辺で。次回も治療法についての続編です。

 

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ラクシア銀座歯科クリニック

舌痛症、非定型歯痛、口腔異常感、咬合異常感、口臭症など、歯科心身症全般が専門です。

お口の痛み、違和感を、楽(ラク)に幸(シア)わせに。

お悩みの症状がありましたら是非ご相談ください。