非定型歯痛

非定型歯痛に対する薬物療法の反応性に関する論文(Pharmacotherapeutic outcomes in atypical odontalgia: determinants of pain relief.) [2019年05月25日]

こんにちは、院長です。 このところ良い天気で、むしろ暑さが気になる東京ですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか。 今回はベトナムから留学されている東京医科歯科大学Tu Trang先生の論文を紹介します。 非定型歯痛を持つ患者さんに対する薬物治療の反応性を検討したものです。 Pharmacother... 続きを読む

本年1月にご紹介した非定型歯痛の論文がアメリカ歯科医師会雑誌に取り上げられました [2018年11月20日]

みなさんこんにちは。 本年1月に当コラムに紹介しました(http://luxia-ginza.com/column/aomiurapaper2017/) 非定型歯痛の論文(Anna Miura et al.2017) が、 その後、アメリカ歯科医師会の雑誌で取り上げられました↓ので、その概要をご紹介し... 続きを読む

非定型歯痛 症例① [2018年11月07日]

50代女性。千葉県在住。職業:主婦 平成〇✖年△月初診 主訴 左上奥歯が痛い。一日、じりじりと痛い。特に熱い物でしみる。きっかけが思い当たらない。 診断 非定型歯痛 治療 薬物療法および症状への対処法や生活指導などのカウンセリング 病歴 当院初診5年前から特に誘引なく生じた慢性の歯痛。地元歯科医院を受診... 続きを読む

舌痛症の症例② [2018年10月15日]

症例② 50代女性。東京都〇〇区在住。職業:主婦 平成〇×年△月初診 舌の真ん中と先がヒリヒリしびれたようで、毎日カレーを食べているよう。夕方から特に痛くなる。首から肩も凝って痛くなる。左下のブリッジの治療をしてから始まった。 診断 舌痛症 治療 薬物療法および症状への対処法や生活指導などのカウンセリング ... 続きを読む

舌痛症や非定型歯痛など口腔顔面痛の治療薬と心電図QT間隔についての論文(The QTc shortening with amitriptyline may indicate treatment resistance in chronic nonorganic orofacial pain) [2018年07月08日]

みなさんこんにちは。院長です。 東京はまた夏の日差しが戻っておりますが、西日本の豪雨災害が心配ですね。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。   さて、本日は、お口の痛みの治療に使われるお薬と心電図の関係についての論文をご紹介します。 東京医科歯科大学大学院の渡辺毅先生が、以前より研究... 続きを読む

非定型歯痛と舌痛症の併存について(Evaluating Burning Mouth Syndrome as a Comorbidity of Atypical Odontalgia: The Impact on Pain Experiences) [2018年02月15日]

みなさんこんにちは。 今日は、昨年11月に発表された非定型歯痛(AO)と舌痛症(BMS)の併存ついて研究した論文の要旨を紹介します。東京医科歯科大学歯科心身医学分野大学院のチャン先生と三浦先生がまとめた論文です。非定型歯痛(AO)と舌痛症(BMS)による臨床的な特徴の違い、精神疾患の合併の影響などが良くわかる大変... 続きを読む

非定型歯痛患者の精神疾患併存について
(Psychiatric comorbidities in patients with Atypical Odontalgia.)
[2018年01月08日]

みなさんこんにちは。 今日は、昨年末に発表された非定型歯痛の論文の要旨を紹介します。東京医科歯科大学歯科心身医学分野大学院の三浦先生がまとめた論文です。非定型歯痛の臨床的な特徴が良くわかる大変参考になる内容です。   タイトル 非定型歯痛患者の精神疾患併存について(Psychiatric ... 続きを読む

非定型歯痛の症例 [2017年11月22日]

今回は、非定型歯痛の症例をご紹介します。内容はご本人が特定できないように脚色していますのでご了承ください。 5年前から、きっかけなく始まった右上奥歯の慢性の痛みの症例です。近くの歯医者さんから歯科大学を紹介され非定型歯痛の診断で抗うつ薬の治療を受けましたが効果がなかったようです。その後、お近くのペインクリニックに... 続きを読む

非定型歯痛について(8)治療法は?③お薬の選択つづき [2017年02月24日]

舌痛症に比べても非定型歯痛の方の場合は、治療への反応性やお薬の副作用の出やすさの個人差が大きい印象です。 前回お話ししたように教科書的には三環系抗うつ薬が用いられますが、近年ではセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)やノルアドレナリン・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA) の有効性も報告され... 続きを読む

非定型歯痛について(7)治療法は?②お薬の選択について [2017年02月11日]

前回も触れましたが、治療の主流は抗うつ薬になります。なかでもアミトリプチリンなどの三環系抗うつ薬が痛みに良く効くということで知られています。奏功例では服用後4,5日程で効果が実感され、1ヵ月前後で約70%の疼痛軽減が得られます。 アミトリプチリンは、先日、院長が内科系の雑誌に執筆しましたように歯痛だけでなく、舌痛症な... 続きを読む