口腔異常感症について(2)不快感の具体的な症状は?

さて、お口の何とも言えない様々な不快感である口腔異常感症の続きです。

今回は、患者さんの問診票から具体的な訴えについてご案内していきます。直近の15名の方のお困りの症状です。

・口の中が渋い膜を張ったような気持ち悪い。舌がザラザラする。味が鈍い。

・口の中が常にべたついている。べたついた唾液が出てくる。ザラザラした粒状のものが歯のすき間について、取っても取れない。

・歯が固く感じる。滑舌が悪くなってる。仮歯の裏側がヌルヌルする。

・唾液の味が、苦いような渋いような味がして気になる。

・口の中が乾いてざらざらして、粉っぽい感じがする。辛いような、酸っぱい味がして、味がおかしい。

・口の中に絶えず、甘ったるい白い泡が出て困る。

・上唇がしびれて、硬直して、唇に何か固いものが入っているような感じで不快。

・左奥歯のところに、ずっと出来物ができた感じがして、腫れている感じが抜けない。

・口の中が乾きすぎる。一日中ずっと乾いている。

・口の中がべたべたして、乾いてカラカラで違和感がある。特に先週からベタベタがひどい。

・上の歯が浮いた感じがする、右側の歯が咬むと食べ物が溶けるような違和感がある、左から唾液が垂れている感じがする、硬いものを噛んでもやわらかく感じる、ガムを噛んでいると落ち着く。

・前歯から糸のような線維のような物が出てくる。噛むと歯がぐにゃっと食い込んだり、隙間から唾の様なものが出てきたりする。

・口の中のネバネバした感じ、上あごに杭を打たれているような痛みがある。上下のあごをワイヤーで締め付けられているような感じがする。

・味覚が鈍くなり、食べ物の味がしなくなった。

・口の中から多量の泡のような唾液が出てくる。何も食べていないのに、口内に苦味・塩味がある。

このように、お口の乾燥感や唾液過多感、異物感や味覚異常など、訴えは幅広く、皆さんのお困りの様子が伺えます。

次回も、口腔異常感症の続きです。